バラを楽しむお庭 vol.1 <パーゴラ>
バラやクレマチス、宿根草・・・、様々な植物を楽しまれているH様。
お花のお手入れは好きで苦にならないけれど、お庭のフレームを整えて統一感を持たせたい、とのご要望からのスタートでした。
<お庭の構造物の完成時の写真>
植物をふんだんに使うお庭の場合は、植物の成長と共に
お庭の輪郭もあいまいになりがち。
予め、花壇などの構造物で、植物の居場所を区切っておくことで、きちんとしたお庭になります。
今回の工事では、お庭の骨格を作るために、パーゴラとレンガの花壇、ガーデンハウスを施工させていただきました。
<完成後、初めて迎える春、5月の風景>
お気に入りのつるバラをしっかり支えるパーゴラ。
つるバラをきちんと見せるためには、毎年冬につるをほどいて誘因し直す、という細やかなケアが必要です。
ツルをほどく時に揺らいだり傾いたりしないよう、オリジナルで頑丈なパーゴラを作りました。
パーゴラの下のトレリス(格子状の場所)も、バラのつるを誘因しやすいピッチにしてあります。
バラのお花と枝葉の見栄えがするように、控えめなブルーグレーで塗装。
H様のこまめなお手入れとパーゴラに支えられて、主役のバラが輝いています。